アクセラスポーツ 20S ツーリングは、事実上アクセラスポーツの最上級グレードです。
というのも、一つ上のLパッケージには本革シートやパワーシート、シートヒーター等の装備は付きますが、基本的な装備は変わりないからです。
ここではそんなアクセラスポーツ 20S ツーリングの評価情報に迫ってみます。
- アクセラスポーツ 20Sツーリングの動力性能
アクセラスポーツ 20SツーリングはスカイアクティブエンジンのSPE-VPRを搭載しています。
PE-VPRには圧縮比13と14のものがありますが、アクセラスポーツ 20Sツーリングに搭載されているのは圧縮比13のもので、最高出力155PS、最大トルク20.0kgm、スペック的には他社エンジンよりも若干パワフルな印象です。
アクセラスポーツも1.5リッターの場合、上り坂やアップダウンのきつい高速では不満が出ていたところですが、さすが2リッターエンジンの場合にはこうした不満は聞こえてきません。
特別パワフルでもないようですが、どんな道もソツなくこなしてくれるようです。
- アクセラスポーツ 20Sツーリングの走行性能
アクセラスポーツ 20Sツーリングは215/45R18を履いていますから、走行性能は16インチ装着車よりも硬めのようで、1.5リッターに見られた柔らかすぎるという不満は少ないようです。
キビキビしたハンドリングで、全体にロールも少なく、路面情報もドライバーに的確に伝えてくれるようです。
- アクセラスポーツ 20Sツーリングの燃費
アクセラスポーツ 20SツーリングのJC08モード燃費は6速ATでリッター19キロ、6速MTでリッター17.8キロですから、2リッターとしてはかなり燃費のいい部類に入ります。
実燃費もリッター15~16キロ程度、MT車でもこれに近い燃費が出るようですから、1.5リッター車に比べて、実燃費の落ち込みは少ないようですね。
- アクセラスポーツ 20Sツーリングの装備
アクセラスポーツ 20Sツーリングで特筆すべきは安全装備の充実です。
- ブラインド・スポット・モニタリング
- リア・クロス・トラフィック・アラート
- 車線逸脱警報システム
- ハイビーム・コントロールシステム
- アダクティブ・フロントライティング・システム
- マツダ・レーダークルーズ・コントロ―ル
- スマート・ブレーキ・サポート
など
マツダが持つ安全装備であるi-ACTIVSENSEがてんこ盛りされているのです。
必ずしもこれを目的に買う方ばかりではないようですが、どの装備も十分役に立つレベルにあるようです。
20Sとの15万円の価格差ほとんんどこの装備分なのですが、皆さん納得されているようですね。
アクセラスポーツ 20Sツーリング、価格は243万円と結構な値段になります。
しかし、安全装備も含めて装備面でも充実していますし、1.5リッター車で多少批判のあった動力性能も2リッターエンジンなので問題ないようです。
更に、走行性能の評価も高いようです。
ただ動力性能、走行性能は自分で乗ってみないとわからない部分がありますから、必ず試乗してみましょうね。
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